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執筆者の写真Kawabe Fumi

1,8年ぶりにカヌーで川を下ってみた!①カヌー再び

更新日:2023年8月20日

カテゴリー 川を旅する大工


木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。


今日のテーマは趣味のカヌーのお話。


なぜ趣味のお話をするのか?


そのあたりの理由も、まずは読んでみてください。





1. カヌー再び


これまで、このブログでは、お仕事の建築のことについてだけお話してきました。


でもこれからは、私の大好きなカヌーについてもお話していこうかなぁと思います。


なぜならば、カヌーでの川旅が、私の人生に大きな影響を及ぼしてくれているからです。


それは、仕事への関わり方、考え方にも、当然のことながら反映しています(ホームページの「大工 河辺 史」のページでもお話してます)。


ぜひ、私の頭の中の一端を覗いていただけたらと思います。




① プロローグ


「なんでカヌーなの?」って思われる方も多いでしょう。


その魅力は、これからおいおい話していきますが。



20歳の頃、先輩に誘われ始めたのがきっかけ。


いっぺんではまり、日本のあちこちの川を下り、気づけば、アラスカのユーコン川、フロリダのワニのいる川や海まで行ってしまいました。


そして、ここには偉大なるカヌーイストの存在なしには語れません。



野田知佑さん




50代前後の方なら「チキンラーメンのおじさん」と言えば思い出すのではないでしょうか?


前出のユーコン川などをカヌーで下り、その新しいスタイルの旅行記として彼の生き様も加えた本に、私だけでなくたくさんの人が(男が)どはまりしたのです。


私は彼の本を読み漁り、ついには「彼が経験したことと同じことをしてみたい」となってしまったのです。


当時は、「彼を尊敬はしていたが、崇拝してるとまでは思ってない」と自覚してたつもりですが、今思えば、これは完全に崇拝です(苦笑)。



「こんな生き方をしてみたい」


「こんな人間になってみたい」


と思った人は、後にも先にも彼だけかもしれません。



そんな偉大なる心の師の突然の訃報を聞いたのが、今年の2022年3月。


病気で亡くなりました。


84歳でした。


あれだけタフで生命力のある人が死ぬというのが想像できず、しばし、茫然としてしまいました。



同時に私は彼の年齢を初めて知りました。


私が彼にはまったころ、そして、彼がバリバリ川旅をしていたころである30年ほど前。


彼の年齢は今の私の年齢であることに気づいたのです。



あの頃、思う存分自分を解放して生きていた(と思われる)野田さん。


後悔のない人生を送っていたと思います。


かたや、当時の野田さんの歳になった今の私。


人生や仕事にもがき続けてはいたのですが、なかなか思い通りにいかず、もやもやしていたこの頃。


パッカーンと頭を殴られたような思いになりました。



どこかで限界の線を引くことを良しとしていた自分に気づいたのです。


限界を自分で決めてしまってはいけない。


どんなことでも、いつから始めても、遅いことはない。


そう、考えたら、何か居ても立ってもいられなくなりました。


何か始めよう!



今日はここまで。



家づくり、どこから手を付けていいかわからない方へ


そんなあなたにぴったりの小冊子をつくりました。



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