お風呂工事6日目。
土間コンクリートを無事打つことが出来ました。
ここまでなんとか予定通りにくることができました。
左官さんに土間を打ってもらってる間に私はがらやタイルなどの解体ゴミをダンプに手積み。
2トントラック満載です。
左官さんの仕事はいつ見てもリスペクトです。
コテさばきや仕上がりのきれいさはいつものことなんですが、
今日は表には出ないところも。。。
セメント、砂利、砂。
前もって良い塩梅の量を用意し、ほぼぴったりに材料をつくる。
動きに無駄がない。
さっと仕上げて片付けも手際が良い。
私とも大笑いしながら世間話をしたり、お客様ともフレンドリーに話しつつ仕事はピッとしてる。
見ていて気持ちがいい、まさにザ、 職人といった感じです。
1坪の土間コンクリート打ちを2時間ほどでサクッと仕上げてスッと帰って行きました。
かっこよすぎです。
職人さんってみんな同じ技量、実力だと思ってませんか?
残念ながら思ってる以上に違いがあります。
この左官さんみたくキレッキレの人はそうはいませんが、
私も含めて不器用な人だってたくさんいます。
でも、経験と気持ちがあればいくらでもカバーできます。
逆にいえば、技量はあっても気持ちが伴わない人は良い職人とは言えないというのが私の持論です。
仕事ですから稼ぎのことを考えるのは当然です。
ただ、お客様に良い物を提供したい、お客様に役立ちたいという前提の上でです。
私も長いことこの業界にいるのでいろんな職人さんを見てきました。
詳細は語りませんが、良くも悪くも目をまあるくしてしまったことは一度や二度ではありません。
相対的に見て、良い職人さんは人気があるので良い仕事が集まってきやすいです。
従って、建て売り住宅など単価が安い物件を良い職人さんが手がけるということはかなりまれなケースと言っていいでしょう。
製品化を進めるハウスメーカーではそもそも職人を減らす傾向にあるので良い職人は少ないですよね。
つまり、良い職人さんは良質な仕事に現われてくるのです。
ウチでは私の経験から良い職人さんと思った方を集めてお願いしてます。
人気のある方たちばかりなので時としてお待たせすることもあるでしょう。
本物をつくるというコンセプトの中、スピードではなく確かな技術をおすすめしたいと思ってます。
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