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執筆者の写真Kawabe Fumi

お世話になった人にやり残してることはありませんか?

カテゴリー 日常の中で感じたこと




先日、高校時代の友人と会ってきました。


「何年ぶりだろう?」


恐らく20年ぶりぐらいかな?


私のSNSをたまたま見つけ、連絡してきてくれたのです。


本当にありがたいことです。



私の良くないところのひとつに、知人らとの連絡を、マメにしないというところがあります。


そもそも、用事もなく電話したり、近況報告するのが苦手なのかもしれません。


頭では「それでは、いけないなぁ〜」といつも感じてはいるのですが、気付いた時には音信不通になっていることが、しばしば…



今日は、それが後悔につながることを知ることになりました。



数年前から、ずっと気になっていたこと


友人は、今日は地元の沼津から、東京で用事があるついでに立ち寄ってくれました。


駅で待ち合わせをしたのですが、LINEで場所や時間をやりとりするわけですが、それひとつとっても、20年、30年前を呼び戻してしまうほど、彼の雰囲気、受け答えは当時のままで懐かしく、思わず笑ってしまいました。


さて、今回、私の中で、数年前から気になっていることがありまして、それは彼とも共有していることなので聞きたかったのです。


私たちが高校時代から大変お世話になっていたあるおばちゃんがいるのですが、その人の現在の動向を知りたかったのです。


そのおばちゃんは、我々の親世代の年齢なのですが、自分の子供がいなかったせいもあって、ぼくらをわが子のように面倒を見てくれたのです。


毎日、夜遅くまで部活でへとへとになった後にご飯を食べさせてくれたり、試合の時は、一緒についてきてくれて、たくさんの写真を撮ってくれたり、悩み事も親身になって聞いてくれたりと第二の親のような存在でした。


高校を出て、大学生になってからも、帰省した時にはおばちゃんの家に立ち寄っていたのですが、社会に出て仕事をするようになってからは仕事の忙しさにかまけて次第に足が遠のいていったのです。


そして、コロナが蔓延し、さらに行く機会が減ってしまったのでした。



「やっちまった!」


気にはなっていたのですが、元気が当たり前と思い込んでいた自分が間違っていました。


ずっと同じなんてことはありえないのです。


諸行無常なのです。


おばちゃんは2年ほど前に亡くなってしまったのでした。


「やっちまった!」


これが第一印象でした。



最後に立ち会うことが出来なかった。


何も恩返しすることができなかった。


「そんなのいらない」って言うと思ったけど。



こうなることは、少し想像すればいくらでもあり得ることだったのに。


しばし、茫然としてしまいました。



「孝行のしたい時分に親は無し」と言います。


まさに、その通りのことをしてしまったのですが、今後、私は何ができるのだろう?



同じことを繰り返さないようにするだけ。


無礼をする人を増やさないように。


全てに対して、全ての関わる人に対して一期一会の思いで接しよう。


ありとあらゆる形で感謝を表現し続けたいと思います。



そもそも、私はやり残しが多い。


先送りばかりしてるのです。




50代後半からの生き方


私も50代後半に入ります。


昨日は同級生が闘病の末、亡くなるという話も伝えられました。


私も体中あちこち痛むようになりました。


もしかしたら、明日突然死ぬことだって普通にあり得ます。


自分に対しても一期一会の思いで向き合っていかなければならないんだなと痛感しました。



自分が死ぬ前の日には、やり残しがないようにしようと誓った今週でした。


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